板ばね機械
1910年、専用プレス機メーカーとして創業、自動車の普及にともないばね製造機械メーカーとして、その独創性が評価され、
国内のみならず世界のバネメーカーから「熱間バネの専用機ならMorita」として高い信頼を得てきました。
STEP 3端末加工
先端加工機
バネの端末の形状には用途や製品によって様々です。
弊社ではお客様のご要望に添った端末の加工が可能です。
板バネ先端加工ユニットN513H
装置概要
本ユニットは全体加熱された板バネの中央部の穴明け、及び両端の切断、リベット孔、サイレンサー孔、巾切り(または三角切り)を自動的に行う設備です。加工内容の組み合わせは必要に応じて選択することができます。品種ごとに位置調節が必要な装置は自動設定することができます。また加工ジグや型などは交換時間を短縮するための様々な工夫が施された構造になっています。多品種の形状データや生産データはパソコンソフト上で管理できます。本ユニットはこれらの特長を備え、高い生産性と安定した品質を得ることに適した設備です。
※本ユニットは全体加熱されたバネの両端を同時に加工する生産性の高い設備構成ですが御要望に応じてこれを片側ずつ(先端加熱して)加工する設備構成とすることもできます。
構成一覧
- 中央穴明け
プレス、ダイセット、ノックアウト、搬送装置、位置決め装置 - 先切り
プレス、ダイセット、ノックアウト、ムービングベッド、位置決め装置 - リベット/サイレンサー穴
プレス、ダイセット、ノックアウト、ムービングベッド、位置決め装置 - 幅切り(または三角切り)
プレス、ダイセット、ノックアウト、ムービングベッド、位置決め装置 - 先端加工用ローダー/アンローダー
トランスファ装置 - オプション
ダイチェンジャー、スクラップコンベア
仕様
※表は左右にスクロールできます。
製品仕様 | 板厚先端加工部 | 6~18mm |
---|---|---|
中央部 | Max. 35mm | |
板幅 | 50~102mm | |
長さ先端切断前 | 900~2400mm | |
先端切断後 | 900~2300mm | |
幅切り部長さ | 30~295mm | |
加工プレス能力 | 中央穴明け | 80,000kg |
先切り | 110,000kg | |
リベット/サイレンサー穴明け | 110,000kg | |
幅切り(または三角切り) | 150,000kg | |
サイクルタイム | 8~12sec. (加工内容の組み合わせによって変わります) (240~360pcs./Hr) |