板ばね機械
1910年、専用プレス機メーカーとして創業、自動車の普及にともないばね製造機械メーカーとして、その独創性が評価され、
国内のみならず世界のバネメーカーから「熱間バネの専用機ならMorita」として高い信頼を得てきました。
STEP 5成形焼入れ
板バネNCキャンバーユニット
バネに加熱処理を加え任意の形状へと成形を行います。
板バネNCキャンバーユニットCLF220R
装置概要
本機は全体加熱され、端部を所定の形状に加工されたリーフを指定の位置から取り上げ、必要ならば反転し、定寸し、NCキャンバー成形機へローティングします。 その後あらかじめ設定されたキャンバー形状に成形し、成形機から取り出し、 客先焼入れ機の指定位置へ渡すまでの動作を行うシステムです。キャンバー成形型は数値制御によりキャンバー形状を自由に設定できる機能を持っています。
・キャンバー形状生成方法
NCコントロールされたカーブセッターによりジャックのクランプを外し、ジャックを1本ずつ位置決めすることによりカーブを生成します。
・カーブの入力方法
各品種毎の形状をパソコンから入力します。形状はパソコンの画面で確認できます。また1000品種以上のデータが保存可能です。
構成一覧
- 全体加熱炉取り出しコンベアー(オプション)
- 成形へのローダー(反転装置付き)
- 長手位置決め装置
- NCキャンバー成形機
- 成形機よりのアンローダー
- キャンバー成形型交換装置(オプション)
仕様
※表は左右にスクロールできます。
製品仕様 | 板厚先端部 | 6~22mm |
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中央部 | 10~40mm | |
板幅 | 60~102mm | |
焼入れ前外スパン | 650~2200mm | |
キャンバーR | Min. 600mm | |
機械仕様 | ラム加圧力 | Max. 15,000kg |
中央フラット部押え力 | Max. 10,000kg | |
成形型 | 上下ともユニバーサルタイプ | |
サイクルタイム | 10~14 sec. |